JR東日本で大幅に電車が遅れた。はじめて代行輸送なるものを使ってタクシーで最寄り駅まで運んでもらった。
いつもより1時間くらい遅れての帰宅になったが、タクシー代など一切払うことなく自宅に帰ることができた。
いつもと同じ時間にオフィスを出て同じ電車に乗って帰る。違ったのは大幅に電車が遅れたことだ。
多少の遅れなら待ち合わせてくれる地元の最寄り駅までのローカル線もこの日は終電が出てしまった。
帰りの電車の中でどうしたものかと思案を巡らせる。
選択肢は3つ。
歩いて帰るのは現実的ではない。タクシーかホテルに泊まるか。
ホテルを調べてみると安くても5,000円くらいはする。これならタクシーの方が安く済む。せいぜい3,000円くらいだ。
といっても3,000円ただ払うわけだから勿体ない。
さらに調べ進むと代行輸送依頼書なるものを見つけた。
これは鉄道会社が発行してくれるもので、タクシーなどの運賃を肩代りしてくれるものらしい。
ただ鉄道会社もこれを頻繁に使われると困るのか、どういった時に発行するのか明確に定めてはいないらしい。その時の状況によって臨機応変に対応するといったところだ。
とりあえずこれをダメもとで聞いてみることにした。
改札のところに行くと既に先客の姿が。もしやと思ったら案の定同じだった。
駅名を伝えて代行輸送と聞くと拍子抜けするほどすんなり対応してくれた。
少し待たされたが、JR東日本の職員が手配をしてくれて最寄り駅までタクシーで運んでもらった。
同じ駅だった人と乗り合いで帰った。
注意点はあくまで代行輸送なので駅にしか送ってもらえない。
途中で降ろしてもらうとかは無理。別途料金を払えばもしかしたら可能かも知れないけど基本は駅にしか運んでもらえない。
融通が利かないと思うけど、電車で帰るのと同じと考えれば当然の理屈だ。
何はともあれ自分で1円も払うことなく、無事家に帰れたのはよかった。
3,000円の出費は覚悟したからね。ランチ3日分だよ。
すべからく同じように対応してもらえるとは限らないけど、電車が遅延したときはダメ元で代行輸送を聞いてみることをおすすめします。
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