アドラー心理学って誰が学ぶべきなんだろう?

ベビーサイン教室の先生が教えてくれるということで、サイン教室仲間に誘われて受けてみることにした。
最初はアドラーなんて知らなくて、サイン教室の先生が教えてくれるし「子育ての内容なのかな?だとしたら別に興味ないや」と思いました。
でも、アドラーについて調べてみたらもちろん子供との接し方にも使えるし、大人同士の人間関係に大いに役立つとわかり、すごく興味がわいた。

初回の講座は本当に基本的というか、まあ常識的なものだった。

・人はみな考え方感じ方が違う
・他者と見方を一致させることは不可能。異なる見方を伝え合って認めあう大切さ
・他者を否定せず、自分の意見を伝えるには話し方も大事

ものすごくかいつまんでいうとこんな感じだったと思う。
ただ、今回は序章にすぎないというから、残り3回の講義に期待している。

この講座を受けて思ったことがある。

私は人間関係って生きるうえですごく大事だから、人と対立することなく上手に世渡りしたいと常々思ってる。
だから今回のアドラー心理学を学ぼうと思った。
誘ってくれたママ友だって、ベビーサイン教室に通ってるほど子供に対して熱心で、さまざまな事にアンテナを張っているそこそこ意識高い系のママだと思う。
(これは自分にも当てはまることなのでこんなこと書くのはちょっと恥ずかしいし気が引けるけどまあ事実だと思う。)
そんな人たちばかりだから皆とても社交的で、かつでしゃばり過ぎず、アドラー心理学を受講している間はとても楽しく有意義な時間になっている。

でもここで私は思う。
この講義は「アドラー心理学?は?そんなの全然興味ないですけど。こんなの受ける人の気が知れない。」って平気で口に出来ちゃうような人や、
割と内向的だったり、人付き合いに苦手意識を持ってる人が受けるべきなんじゃないかと。

私は、アドラーが人間関係を円滑にするために役立つようなことが紹介されていたから、これから先の長い将来私の役に立つだろう、
職場だってそうだし、近所づきあい、なにより夫婦関係に活かせるなら2万円近い受講料も高くない、ぜひ受けようと思った。
でもこの授業受けて後半に差し掛かったとき、「ちょっともったいないことしたんじゃないか・・・」と感じてしまった。

それはなぜか?
私は夫婦関係でこのアドラーを一番活用したかった。
でもアドラーを学び最大限活かすには、パートナーと一緒に受けるべき内容だと思ったからだ。
一方が勉強して意識して日常生活に活かしたとしても、パートナーが全く意識することなく現状維持の日常を送っていたら、その勉強した私の方が「もっと言い方ってあるよね?」「あの態度もう少し配慮してくれたってよくない?」って、ちょっとした不満を我慢することは今までと変わらないから。
旦那も一緒に勉強していたら、一皮向けたニュー旦那になったかもしれないのに・・・

うちの旦那さまは心理テストで「教祖様タイプ」に該当するほど、なかなかな自分流の価値観を築きあげているツワモノだ。
このアドラーは私じゃなく、旦那様が受けた方が絶対費用対効果が高い。絶対高い。

「ねえ旦那さん、先生に聞いてみてあげるから一緒に受けてみない?」

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